最近食洗機の問い合わせが増えています。
皆さまも悩んでいませんか?
マイホームやキッチンリフォームで採用される方が多い設備の1つが食洗機。
「付けてよかった!手放せない!」というお声がある一方で、
「全然使わないのでいらなかった~」というお声も聞きます。
後悔しないためにも食洗機のメリット・デメリットをご紹介します。
①手洗いよりもキレイに洗える&除菌効果もあり
食器は口に触れるものですから、除菌や衛生面も大切です。
手洗いでは難しい調理器具などの細部や隙間にも、50℃以上の高温&高圧の水流と洗剤がしっかり入り込み、雑菌たちを除菌します。 更にそのまま乾燥まで行うので手洗いよりも除菌・消臭効果は高くなります。
②水道代が節約できる
水を流し続ける手洗いよりも、水を循環させて効率的に洗浄する食洗機の方が節水になります。深夜電力が安い契約をしている場合、深夜に食洗機を稼働さることで節電にもつながります。
③手荒れを防止できる
手荒れの原因になるのは、お湯や水洗いによって起こる乾燥と洗剤の刺激です。原因となる毎日の洗い物から解放されることで、手荒れを防ぐことができます。
④乾燥つきなら拭く手間がない
高温で洗浄するだけでなく、乾燥までしてくれる食洗機。
面倒だった濡れた食器を拭く作業も不要になります。
⑤育児や趣味に使える時間が増えゆとりが生まれる
一回平均20分程のお皿洗いの時間を食洗機が引き受けてくれるので、これまで手洗いしていた時間が自由に使えます。
その時間を趣味や家族団らんの時間に回せて、共働きや子育てをしている方にとって、時間の余裕が生まれるというのは大変うれしい利点ではないでしょうか。
少しでも労力と時間を節約したいご家庭にとっては、食洗機付きのシステムキッチンは大きいメリットに感じられるでしょう。
①収納スペースが減る
据置型の場合は調理スペース、ビルドイン型の場合は収納スペースが減ることになります。
カップボードなど他の収納場所が使えるご家庭ではデメリットになりませんが、収納場所に困っているご家庭では不便に感じる可能性も。
キッチンに置かないといけないものかどうか使用頻度を考えて収納まわりを見直し、スペースがとれないかどうか検討してみましょう。
②食器のセットには慣れが必要
キレイに洗うにも、洗いたいものを全てカゴに入れるためにも、どのように食器をセットするかも重要です。
最初の方はまるでパズルのように、ああでもこないこうでもないと食器の配置に迷って時間をとられがちに。
使い慣れてくると、ある程度パターン化できるので迷わずセットできるようになります。
③対応していない食器や洗剤がある
食洗機対応の食器である必要があります。
大きなフライパンや鍋など食洗機に入らない洗い物や対応不可の食器が多いと、結局手洗いや予洗いの手間が残ってしまいます。
一般的な食器用洗剤で食洗機内部が泡まみれになってしまい、汚れが十分に落ちなかったり泡がうまく排水されず故障の原因になることもあります。
④予洗いが必要
こびりついて乾いたお米や油汚れなど、頑固な汚れによっては食洗機だけでは完全に落とせない場合もあります。
多少つけ置きをしたり、キッチンペーパーで軽くふき取りやさっと残菜を流しておくなど、食洗機があっても手洗いが一切いらなくなるというわけではありません。
⑤音が気になる
キッチンとリビングが繋がっていて距離が近いご家庭では、テレビを見ている時などに洗浄中の音が気になるということもあります。一般的には卓上タイプより、システムキッチンに付けるビルトインタイプの食洗機の方が静かです。 静音設計タイプもあります。
⑥お手入れは必要
長く使うためにはフィルターや庫内の洗浄など定期的なお手入れは必要です。
簡単にお手入れができるよう、お手入れコースなどを設けている食洗機もあります。
デメリットもいくつかあげましたが。。。
やはり『家事の負担軽減&時短&ゆとり』となることからご愛用される方が多いです。
電気代が心配…とのお声もありますが、最近では汚れや洗い物の量に応じて自動で最適コースが選択されるなど、『省エネ商品』も出てきています。
また、オシャレで日本製にはない機能がある海外ブランドの「Miele」ミーレや「Bosch」ボッシュなども人気を集めています。
安い買い物ではありません。
それぞれのご家庭の状況に合わせ設置するしないも含めて、商品選びをお楽しみください。
システムキッチンに設置する食洗機を選ぶ時の、2つの大きいポイントをご紹介します。
スライドオープン
上部から出し入れする引出しタイプ。
国内主要メーカーで採用されている。
特徴
・水滴が床に垂れない
・かがまなくても良いので足腰の負担が少ない
・国内の主流なのでお求めやすい価格帯
フロントオープン
扉が手前に開いてせり出すタイプ。
海外メーカーで主に採用されている。国内メーカーではリンナイのみ生産。
特徴
・食器のセットがしやすい
・大容量が多い
・水滴が床に落ちやすい
どれぐらいの容量のものが必要か、家族人数を参考に考えるといいでしょう。可能であればゆとりのある容量を選ぶと調理機器も一緒に洗える余裕ができます。
国内の一般的なビルトイン食洗機は、横幅45cmで深さの浅いミドルタイプと、深いディープタイプがあります。
ミドルタイプ 容量:約40L、食器約5人分
ディープタイプ 容量:約60L、食器約6人分
ワイドタイプ 容量:約57L、食器約7人分
フロントオープン 容量:約66L、食器約8人分
設置環境や予算が許せば大きめの食洗機を選ぶのもいいです。
食洗機について考えている方、お客様に合った商品をご紹介いたします。お見積り無料。お気軽にご相談ください。